第34回大学史研究セミナーの開催について

  今年度の大学史セミナーは、10月29 日(土)・30日(日)の 2日間にわたり、岩手大学において開催することとなりました。前号の通信でお知らせした通り、岩手大学のある盛岡市は東日本大震災の被害が比較的少なかった地域ではありますが、 地域復興の途上にある中、会場校の大川一毅会員、岩手大学の職員の方々のご尽力によりセミナーの開催が可能となりました。復興の一助となるべく、多くの会員のご参加をお待ちしております。

  今回のセミナーでは、シンポジウムのテーマとして大学を舞台とした文学・小説を手掛かりに大学史について考えるという趣旨から、 「カレッジノベル」を取り上げることと致しました。このテーマは 10 年以上前にセミナーのテーマとして話題に挙がっていたと聞いております。今回、会場校の大川会員の発案により企画としてはじめて取り上げることとなりました。また、10 月下旬は盛岡の紅葉が最も綺麗な時期だそうです。文学的環境溢れる岩手大学で、いつもとは少し趣向の異なるテーマで、文学と大学について思いを巡らせたいと思います。


 会場 岩手大学 (図書館2階 生涯学習・他目的学習室)
  ※ 放送大学岩手学習センターと共通棟です。
 
 セミナー・プログラム(予定)
10月29日(土)
 13:00 受付開始
 13:30〜16:15  シンポジウム「カレッジノベル―文学・小説からひも解く大学史―」
           パネリスト:松浦正博、児玉善仁、大川一毅、吉野剛弘
 16:30〜17:30  総会
 18:00〜      懇親会
 
10月30日(日)
 9:00〜    自由研究発表
 11:40〜   岩手大学施設見学(重要文化財・旧制盛岡高等農林学校本館など)

 印刷版プログラムはこちらです(PDF:173KB)