第31回大学史研究セミナーのお知らせ
第31回大学史研究セミナーを下記の通り開催いたします。今年のシンポジウムのテーマは、「大学モデルの伝播と変容」(仮題)です。 大学モデルというと、欧米先進国を思い浮かべますが、今回のシンポジウムでは、先進国のモデルを、いわば「周辺」に位置する国や地域がどのように取り入れていったのかに焦点を当ててみたいと思います。3名の会員にご登壇いただき、ラテンアメリカ、ベトナム、トルコ(オスマン帝国)という、欧米モデルを移入した(させられた)国・地域を取り上げます。
現在、大学を取り巻く議論は欧米主要国を中心に展開されていますが、グローバリゼーションの進行が言われる中、それ以外の国や地域において大学がどのような状況にあるのかを考察することは、大学の制度や文化の普遍性と特殊性を考える上で重要であると思われます。
今回のシンポジウムでは、欧米におけるオリジナルな大学モデルではなく、モデルを導入した側の視点に立って、大学モデルの特殊性と普遍性、自国の社会・文化との関係などを考えながら、新たな知見を得たいと思います。このような考察は、同じく欧米モデルを受容し、解釈・変容させつつ大学制度を創り上げていった日本の大学史に照らしても意味あるものではないかと思います。会員の皆様の参加をお待ちしています。
日 時:2008年12月20日(土)・21日(日)
キャンパスイノベーションセンター東京(東京都港区)
(JR田町駅、都営地下鉄三田駅より徒歩数分)
プログラム(予定) 詳細は別途お知らせいたします。
12月20日(土)
13:00〜 シンポジウム「大学モデルの伝播と変容」(仮題)
パネリスト(予定):斉藤泰雄 (国立教育政策研究所)
近田政博 (名古屋大学)
長谷部圭彦(日本学術振興会特別研究員)
17:00頃 終了予定
総会
懇親会
12月21日(日)
午前 自由研究発表
13:00頃 終了予定
第31回大学史研究セミナー自由研究発表者募集
第31 回大学史研究セミナーでの自由研究発表者を募集いたします。発表時間は、発表件数にもよりますが、質疑応答を含めて1時間程度を予定しています。
通常の学会よりもじっくりと報告・議論ができることが本会の自由研究発表の特徴です
発表を希望される方は、10 月20 日(月)までに、セミナー担当の福留(下記)まで発表 タイトル(仮題でも結構です)を添えてご連絡下さい。申込みの形式は問いません。奮っ てお申し込み下さい。
セミナーに関する連絡・問い合わせ先:事務局セミナー担当 福留東土
〒739-8512 東広島市鏡山1-2-2 広島大学高等教育研究開発センター
TEL&FAX:082-424-6231 :E-Mail

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