<出欠事前連絡のお願い> |
セミナー準備の都合により、事前に出欠の確認をさせていただいております。
会員の方にお送りしましたハガキに出席状況についてご記入の上、12月1日(月曜日)までに、
必ずご投函いただきますようお願いいたします。【E-Mailでも受け付けます】
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プログラム
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12月20日(土)会場:2階・多目的室1
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13:00〜 シンポジウム「大学モデルの伝播と変容」
- 今年のシンポジウムのテーマは、「大学モデルの伝播と変容」です。
大学モデルというと、欧米先進国を思い浮かべますが、今回のシンポジウムでは、先進国のモデルを、いわば「周辺」に位置する国や地域がどのように取り入れていったのかに焦点を当ててみたいと思います。3名の会員にご登壇いただき、ラテンアメリカ、ベトナム、トルコ(オスマン帝国)という、欧米モデルを移入した(させられた)国・地域を取り上げます。
- 現在、大学を取り巻く議論は欧米主要国を中心に展開されていますが、グローバリゼーションの進行が言われる中、それ以外の国や地域において大学がどのような状況にあるのかを考察することは、大学の制度や文化の普遍性と特殊性を考える上で重要であると思われます。
- 今回のシンポジウムでは、欧米におけるオリジナルな大学モデルではなく、モデルを導入した側の視点に立って、大学モデルの特殊性と普遍性、自国の社会・文化との関係などを考えながら、新たな知見を得たいと思います。このような考察は、同じく欧米モデルを受容し、解釈・変容させつつ大学制度を創り上げていった日本の大学史に照らしても意味あるものではないかと思います。皆様の積極的なご参加をお待ちしています。
- 報告1「ラテンアメリカにおけるヨーロッパ大学の移植・定着・形骸化」
- 斉藤泰雄 (国立教育政策研究所)
- 報告2「近代ベトナムにおける外国大学モデルの選択と受容」
- 近田政博 (名古屋大学)
- 報告3「オスマン帝国における近代西欧大学モデルの受容と変容」
- 長谷部圭彦(日本学術振興会特別研究員)
- 司会:福留東土(広島大学)
全体討議(途中にショート・ブレイクをはさみます)
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17:15〜17:45 総会
18:00〜20:00 懇親会 田町駅東口「魚・彩・酒処 ふじや」
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12月21日(日)会場:5階・リエゾンコーナー508号室
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9:00〜12:00 自由研究発表(1) 司会:岡田大士(東京薬科大学)
- 「大学評価とジェンダー ―1920年代のアメリカ女性大学人協会(AAUW)によるアカデミック・スタンダード維持運動」
- 坂本辰朗(創価大学)
- 「文部省「八年計画」構想とその後の展開〜明治後期における高等教育機関の増設をめぐって〜」
- 大西巧(関西大学・院)
- 「江戸幕府直轄教育機関旧蔵の独逸語書籍と市川兼恭の独逸学研究」
- 荒木康彦(近畿大学)
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〜昼食〜
13:00〜15:00 自由研究発表(2) 司会:田中正弘(島根大学)
- 「中世オルレアン大学における学生移動―ドイツ人ナシオを中心として―」
- 松浦正博(広島女学院大学)
- 「アルトホーフ没後100周年記念シンポに参加して」
- 潮木守一(桜美林大学)
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交通アクセスのご案内
JR山手線・京浜東北線田町駅より徒歩1分
都営地下鉄浅草線・三田線三田駅より徒歩5分
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※20日と21日では使用する部屋が異なります
(20日は2階・多目的室1、21日は5階・リエゾンコーナー508号室)。ご注意下さい。
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<会員控室について>
当日は5階にあるラウンジを会員控室として使用できます。ご自由にご利用下さい。
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セミナーに関する連絡・問い合わせ先:事務局セミナー担当 福留東土
〒739-8512 東広島市鏡山1-2-2 広島大学高等教育研究開発センター
TEL&FAX:082-424-6231 :E-Mail
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