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『大学史研究』第1号(1979.12)
[論文] | 著者 | ページ |
高等教育の発展段階説と制度類型論 | 天野郁夫 | 1 |
ブラジルの高等教育の研究―その成立・変遷・改革― | 皆川卓三 | 12 |
アメリカ的大学目的観の生成―Veyseyの著書を中心に― | 宮沢康人 | 25 |
米国における大学教員の任用と昇任 | 有本章 | 36 |
16世紀ドイツ大学教師の俸給と教授職 | 別府昭郎 | 51 |
韓国における大学教員の養成と任用 | 馬越徹 | 65 |
『教授』職名の成立経緯―幕末期を中心として― | 二見剛史 | 78 |
文部省設立以前の大学―明治初年の大学と教育行政― | 舘昭 | 89 |
近代日本と私学問題についての一般論 | 田中征男 | 104 |
帝国大学大学院の誕生をめぐって―明治10年代のエール人脈と森有礼― | 古屋野素材 | 116 |
大正期における大学改革研究試論 | 中野実 | 136 |
[書評] | | |
寺崎昌男著『日本における大学自治制度の誕生』 | 佐藤秀夫 | 146 |
[編集後記] | | |
『大学史研究』第2号(1981.3)
[特集]シンポジューム「大学間格差と大学の個性」をめぐって | 著者 | ページ |
日本の場合 | 荒井克弘 | 1 |
ドイツの場合 | 石部雅亮 | |
アメリカの場合 | 宮沢康人 | |
イギリスの場合 | 安原義仁 | |
[論文] | | |
19世紀アメリカの大学と科学―ニューイングランドのディレンマとロウレンス科学校の開設― | 立川明 | 22 |
貧困学生の進出とカレッジ「共同体」の崩壊―19世紀アメリカにおける学生の社会史― | 宮沢康人 | 34 |
生徒の移動状況からみた東京大学予備門の役割 | 新谷恭明 | 58 |
帝国大学令と帝国大学の矛盾―確立期の大学行政に関する一考察― | 舘昭 | 71 |
科学研究の動態に関する研究(1) | 荒井克弘 | 81 |
<研究ノート> | | |
ペルー高等教育研究 | 皆川卓三 | 99 |
旧制大学院の入学志願者―特に明治30年代の法科院生について― | 古屋野素材 | 108 |
[書評] | | |
ジャック・ヴェルジェ『中世の大学』 | 大島誠 | 118 |
大学の進化論モデル『誰のための大学か』によせて | 中山茂 | 124 |
[大学史文献目録] | | 126 |
[第2回大学史セミナー報告] | | 136 |
[編集後記] | | |
『大学史研究』第3号(1983.7)
[論文] | 著者 | ページ |
科学社会学における「マタイ効果」論の形成と展開 | 有本章 | 1 |
中世末期ヨーロッパ大学史の再検討―フランスの大学を中心に― | 大島誠 | 11 |
19世紀初頭における私講師の歴史的性格 | 別府昭郎 | 26 |
19世紀アメリカの大学と科学(II)アガシ博物館とMITの創設 | 立川明 | 40 |
帝国大学形成期の保守と革新―大学史における森有礼― | 舘昭 | 55 |
教育調査会における大学制度改革に関する一考察―大正期の大学改革研究試論(2)― | 中野実 | 64 |
<研究ノート> | | |
大学の敷地・建物に関するメモ | 横尾壮英 | 78 |
[書評] | | |
上山安敏・三吉敏博・西村稔 編訳『ウェーバーの大学論』〜理論と実践との見事な斉合性〜 | 高橋正立 | 85 |
有本章著『大学人の社会学』 | 新谷恭明 | 93 |
中山茂著「科学と社会の現代史」 | 本田二郎 | 99 |
[大学史文献目録] | | 102 |
[第2回大学史セミナー報告] | | 113 |
[編集後記] | | |
『大学史研究』第4 号(1988年)
特集:大学危機の歴史的検証 | 著者 | ページ |
はしがき | | |
[論文] | | |
日本の大学の西洋・官僚制・企業モデル | 中山 茂 | 1 |
大学危機の史的構造――「企業社会」の出現と大学の未来―― | 舘 昭 | 7 |
イギリスの大学危機 | 安原義仁 | 11 |
中国における欧米系大学とその危機 | 大塚 豊 | 17 |
アメリカにおける女性の高等教育の「危機」 | 坂本辰朗 | 25 |
アメリカの大学における顕在的カリキュラムと潜在的カリキュラムの関係と危機 | 浅沼 茂 | 33 |
理工系人材養成と大学 | 塚原修一 | 43 |
メキシコにおける大学危機の構図 | 斉藤泰雄 | 49 |
[大学史研究会の主な活動] | | 57 |
『大学史研究』第5 号(1989年)
[論文] | 著者 | ページ |
ドイツの商科大学 | 早島 瑛 | 1 |
18世紀絶対主義体制下の大学危機と改革 | 別府昭郎 | 8 |
アメリカ高等教育史におけるジェンダーの問題 | 坂本辰朗 | 15 |
アメリカの大学における伝統型専門職教育機関の形成および発展に関する一考察 | 田中義郎 | 22 |
中国の高等教育独学試験制度考 | 大塚 豊 | 33 |
西ドイツの大学教授学―フーバーの論文に基づく紹介 | 今井重孝 | 39 |
[研究ノート] | | |
ラテンアメリカ大学史研究への関心 | 斉藤泰雄 | 44 |
日本の修士課程大学院への疑問 | 荒井克弘 | 46 |
[書評] | | |
Lothar Rathmann(ed), Leipziger Beitrage zur Universitatsgeschichte Heft 1. | 早島 瑛 | 48 |
関正夫『日本の大学教育改革―歴史・現状・展望」 | 塚原修一 | 50 |
[大学史研究会セミナー報告] | 舘 昭 | 52 |
『大学史研究』第6 号(1990年)
[論文] | 著者 | ページ |
初期のデプローム・カォフマン | 早島 瑛 | 1 |
ドイツ大学入学資格試験(アビトゥア)の成立過程の分析 | 今井重孝 | 9 |
現代ドイツ大学教師の種類―歴史的パースペクトからの考察 | 別府昭郎 | 27 |
英国市民大学の成立事情――旧市民大学の場合 | 安原義仁 | 38 |
田中耕太郎とラテンアメリカ大学 | 斉藤泰雄 | 46 |
戦後高等教育政策とその政策理念――人的能力政策および私学政策を事例として | 岩永雅也 | 54 |
[ノート] | | |
ある大学の歴史的風景 | 舘 昭 | 63 |
[大学史研究会第12回セミナー報告〉 | 事務局(別府) | 64 |
『大学史研究』第7 号(1991年)
[論文] | 著者 | ページ |
大学史研究セミナー1990年度シンポジウムの記録[経済学の制度化] |
イギリスにおける経済学の普及と制度化――研究の課題と展望 | 井上琢智 | 1 |
アシュリー、マーシャルによる経済学・商学の制度化 | 西沢 保 | 8 |
オーストリアの大学と経済学・補論――ExportakademieとHochschule fur Welthandel | 八木紀一郎 | 16 |
日本における経済学の制度化――経済学的思惟の形成・定着過程 | 松野尾裕 | 23 |
ゲッティンゲン大学における近代的な大学理念の確立について――近代大学の源流を求めて | 津田純子 | 30 |
20世紀アメリカにおける国立大学設置論――エドガー・ウェスレーの国立大学論を中心にして | 羽田積男 | 44 |
デンマークの大学における管理・研究費システム | 若松征男 | 54 |
ECの教育政策――大学間の協力を中心にして | 木戸 裕 | 63 |
ドイツ大学の史的展開――フンボルト改革以降におけるリューディガー・フォム・ブルッフ(高森 昭訳) | 77 |
[書評] | | |
グイド・ザッカニーニ著(児玉善仁訳)『中世イタリアの大学生活』 | 早島 瑛 | 101 |
『大学史研究』第8 号(1992年)
[論文] | 著者 | ページ |
大学史研究セミナー1991年度シンポジウムの記録[高等教育の大衆化] |
ドイツにおける大学の大衆化 | 早島 瑛 | 1 |
メキシコにおける高等教育マス化の異相――特定の機関への一極集中と巨大化 | 斎藤泰雄 | 17 |
日本における大学の量的拡大についての一考察――1960年代の文学部設置動向を中心に | 大川一毅 | 28 |
ブルシェンシャフトの栄光と挫折 | 杉浦忠夫 | 39 |
アメリカにおける大学教育とプロフェッション――臨床心理専門職の形成と発展への大学と心理学会(APA )の関与について | 田中義郎 | 57 |
アメリカ大学史における女子部学生部長(Dean of Women )職の成立の意義 | 坂本辰朗 | 64 |
学問の専門分化と「知識の統一」に関する考察――1904年セントルイス万国学術会議の開催意図を中心に | 渡辺かよ子 | 76 |
国立大学の研究費の動向――研究費の構造とデータの検討 | 阿曽沼明裕 | 87 |
ボローニャにおける大学史研究の現状 | 児玉善仁 | 102 |
『大学史研究』第9 号(1993年)
大学史研究セミナー25周年記念シンポジウムの記録[大学史研究の回顧と展望] |
| 著者 | ページ |
欧米の大学史を中心として | 横尾壮英 | 3 |
コメント:横尾先生の教育方針 | 別府昭郎 | 8 |
応答 | 横尾壮英 | 9 |
中南米の大学を中心にして | 皆川卓三 | 10 |
コメント:ラテンアメリカの大学は なぜ近代化しそこねたのか | 斉藤泰雄 | 16 |
科学史研究とプロフェッション論からの視点 | 中山 茂 | 20 |
コメント:「中山茂氏著作目録」にそくして | 成定 薫 | 25 |
応答 | 中山 茂 | 28 |
黎明から離陸ヘ――何が問題か | 寺崎昌男 | 30 |
コメント:大学史と高等教育史 | 天野郁夫 | 37 |
[論文] | | |
ハレにみる「新」0rdinarius職の成立 | 飯野靖夫 | 41 |
世紀末におけるドイツ工科大学の意義――化学専攻の問題を中心にして | 進藤修一 | 49 |
ナチス時代初期の学生の社会史――ナチス的学生の創出と学生諸団体の同調、競合・対抗 | 田村栄子 | 59 |
陸軍士官学校と留日学生――19ll年までの中国人留学生を中心に | 李 暁東 | 78 |
『大学史研究』第10号(1994年)
[論文] | 著者 | ページ |
ドイツの大学改革 | 木戸 裕 | 3 |
神聖ローマ皇帝KarlW世の大学政策とKarl治下のPraha大学の性格 | 平野一郎 | 12 |
1910年メキシコ国立大学の創設式典 | 斉藤泰雄 | 31 |
工部大学校における「科学と実地」問題――電信工学教育を事例として | 柿原 泰 | 46 |
戦後一般教育の受容基盤に関する思想史的考察――玉虫文一の科学と教養に関する思想を中心に | 渡辺かよ子 | 57 |
歴史の科学化がヨーロッパのどの国よりもはやくドイツで起こったというのは本当か | ゲオルク・G・イッガース(早島瑛訳) | 67 |
[書評] | | |
児玉善仁著『ヴェネツィアの放浪教師――中世都市と学校の誕生』 | 上山安敏 | 80 |
V.H.H.グリーン著 安原義仁・成定薫訳『イギリスの大学』 | 鈴木利章 | 82 |
[報告] | | |
「比較法史学会第四回研究大会」参加報告 | 早島瑛・児玉善仁・坂本辰朗 | 86 |
『大学史研究』第11号(1995年)
第17回大学史研究セミナー特別講演 | 著者 | ページ |
アカデミズムの社会学 | 上山安敏 | 3 |
[論文] | | |
第17回大学史研究セミナー課題研究〈大学史と科学史の接点〉 | | |
わが国における学問の制度化過程――医学部教授集団のプロソポグラフィー―― | 橋本鉱市・ | 18 |
明治期の科学技術者教育――近代部門の建設と在来部門の近代化―― | 塚原修一 | 31 |
ダニエル・ギルマンと国立大学設立運動 | 羽田積男 | 38 |
《期待》から《幻想》へ一素粒子物理学研究所計画をめぐって一 | 綾部広則・野村元成 | 49 |
工部大学校の英国人教師と日本人技術者 | オリーブ・チェックランド(加藤詔士訳) | 59 |
<紹介> | | |
『[通史]日本の科学技術』の刊行にたずさわって | 若松征男・塚原修一 | 70 |
広島大学総合科学部創立20周年記念シンポジウム実行委員会(編)『21世紀へのパラダイムシフト――転換期の大学と学問』 | 成定 薫 | 73 |
[書評] | | |
馬越徹著『韓国近代大学の成立と展開』 | 斎藤泰雄 | 76 |
成定薫著『科学と社会のインターフェイス』 | 柿原 泰 | 80 |
大学史研究通信(復刻版)のおしらせ
書 名:大学史研究通信 1巻〜3巻
編 者:大学史研究会
出版社:日本図書センター 出版年等:2004年6月
ISBN :4-8205-9683-7 NPL:046474900
価 格:29,400円(3冊組み)
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