大学史研究会は、大学の歴史的研究に限らず、大学史に関心を持つ研究者と現代の大学問題に関心を持つ研究者を統合したユニークな研究会です。1968年に第1回のセミナー(研究発表会)を開催して以来、これまでは教育史や教育社会学、科学史や科学社会学などを主専攻とする研究者を主たる構成メンバーとしてきましたが、最近ではさらに、経済学や経済学説史を専攻とされる研究者も会員に迎え、大学をそれぞれの学問的方法と観点から研究しようとする多種多様なメンバーによって構成されています。
大学史研究会は、他の既存の学会ではともすれば失われがちな、会員間の忌憚のない学問的な対話と平等な人間的つながりを維持しております。
大学史研究会では、年次大会(大学史研究セミナー)の開催、紀要『大学史研究』の発行のほか、研究交流会などをおこなっています。私たちの研究会に新しい要素・エネルギーを注いでくださる様々な学問分野の研究者のみなさまの入会を心よりお待ちしております。